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日本とは一味違う? イギリスのクリスマス

クリスマスが終わって、日本では仕事納め、大掃除と、年末年始に向けて大忙しの時期かと思います。
イギリスでは一年のなかで一番大きなイヴェントが、12月25日のクリスマスです。
今回はイギリスのクリスマスについて紹介しましょう。

 

クリスマスは家族一緒に過ごす


日本ではクリスマスというと、クリスマスイヴに恋人たちが一緒に過ごしたり、子供たちへプレゼントを贈ったりするものですが、イギリスのクリスマスはちょっと違います。

もちろん、イエス・キリストの生誕をお祝いするというキリスト教の行事ではありますが、イギリスでも宗教的な色は薄くなっています。
それよりも、普段は違う場所で暮らしている家族が実家に集まり、12月25日にプレゼントを贈りあい、ごちそうであるクリスマス・ディナーを食べ、テレビのクリスマス特別番組を見たり、ゲームをしたりして、家族一緒にのんびり過ごすという、いわば、日本のお正月に近い感じです。

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クリスマス・ディナーはロースト料理が主流


メインはオーヴンで焼いたローストターキー。
ローストしたポテトやパースニップ(根菜)、茹でた野菜(芽キャベツ、ニンジンなど)にグレイビーソースやクランベリーソースをかけて、いただきます。
家庭によっては、ローストチキン、ローストビーフ、などを食べるところもあります。
ヴェジタリアンやヴィ―ガンには、ナッツと野菜で作るナットローストが人気。
それぞれの家庭でレシピや味が異なり、各家庭の伝統の味が守られているのは、日本のおせち料理に通づるところがあるかも。
ちなみに、日本ではクリスマスに某ファストフード・チェーンのフライドチキンを食べるという話をイギリス人にすると、大爆笑されます。
例えて言うなら、おせち料理の代わりにファストフードを有難がって食べるようなものなので、クリスマスにフライドチキンの組み合わせは日本独特!

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我が家はローストチキンにしました。

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ローストポテトに各種のトリミングス(付け合わせ野菜)。


大人も喜ぶ、クリスマス・プレゼント


子供だけでなくて、大人同士もプレゼントを贈りあいます。
それも、家族、親戚、友人、同僚、仕事の取引先などにまで及ぶことがあり、一人当たり3、4個用意するので、プレゼントを考えるだけで大変。
イギリス人は、毎回何を贈るかで悩んでいます。
特に義理の親とか義理の家族へのプレゼント選びは大変……
そのため、最近一部のデパートやショップでは、レシートを持っていけば、同じ金額で自分の好きなものに交換してくれる、つまりプレゼント交換に対応するところが増えてきて、それはそれで便利です。
プレゼントは、クリスマスツリーの下に置いておき、25日の朝に開けます。
包装紙をびりびり破りながら、盛大に開け、「これが欲しかったの~」と歓声をあげるのが、イギリス風。

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クリスマス・カードはイギリス版年賀状


クリスマスだけでなく、誕生日や結婚祝い、出産祝い、引っ越し、転職など、どんなときにでもカードを贈るのが好きなイギリス人。
クリスマス・カードは、日本でいうなら、年賀状にあたりますね。
イギリス人にとって、クリスマスカードは重要なイヴェントのひとつで、
毎年何枚もらえたかを気にする人も少なくないとか。
クリスマス・カードには、慈善団体が販売しているものもあり、売り上げの一部は慈善団体に寄付される仕組みになっています。
チャリティ好きなイギリスらしい、良いシステムだと思います。 

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慈善団体『OXFAM』で購入したクリスマス・カード。

 

クリスマス名物のミンス・パイ


イギリスのクリスマスは、ミンス・パイが無ければ始まらない! というほど、イギリス人はミンス・パイが大好き。
ミンス(Mince)といえば、英語でひき肉のことですが、ミンス・パイはお肉のパイではなく、なかにはドライフルーツから作られたミンスミート(Mince meat)が入っています。
在英日本人のなかでは嫌いな人が多いようですが、私はミンス・パイが大好き!
毎年ホームメイドのミンス・パイを作ります。
ホイップクリームと一緒に食べると美味。
一方、クリスマス・プディングは、ドライフルーツ、ナッツ、スパイス、ブランディやラム酒などを入れて、蒸して作るもの。
これもクリスマスの伝統的な食べ物です。
ブランデーバター、ホイップクリーム、カスタードクリームなどをかけていただきます。

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古代ケルトの神聖な木、ミスルトー


ミスルトー(Mistletow)は日本語で、ヤドリギのこと。

古代ケルトでは神聖な木として大切にされていたそうで、現在でもクリスマスの時期にヤドリギを家のなかに飾ったりします。
「ヤドリギの下では誰でもキスをしていい」という慣習もあり、なかなかロマンチックですよね。

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我が家もドアにぶら下げてみました



クリスマス翌日の12月26日はボクシング・デーといって、イギリスでは祝日になります。
オフィスや工場などでは、クリスマスから元旦まで通しでクリスマス・ホリデーとなり、休みになるところが多いです。
クリスマスは家族で過ごし、12月31日のニューイヤーズ・イヴは、友達とナイトクラブやパブ、ホームパーティで、カウントダウンや花火で盛り上がりながら年越しをするという人が多いです。
12月31日夜はバカ騒ぎをし、1月1日は祝日ながら特に何もイヴェントはなく、みんな静かに過ごします。
そして、1月2日からは仕事始め。
これは、日本の賑やかな元旦や正月三が日に慣れている日本人にはツライところ。
イギリスに何年住んでいても、これだけは慣れません……。

 

 

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